アメリカROUTE66
8年ほど前だ。
私はアメリカROUTE 66を疾走った事があります。
アメリカの旧道で、西のカルフォルニアから東のシカゴまでを繋いでいた国道だった訳だが、現在はインターステート、要はフリーウェイ(無料高速)が出来て、道路も、街もすっかり寂れてしまった。
それは一昔前の話で、現在はそんな旧道、ROUTE 66を行ってみよう、魅力的な街やモニュメントもたくさんあるぞ!と、人気のスポットになっている。
映画「イージーライダー」や「団塊ボーイズ」と数々のROUTE 66が登場す洋画があり、近年ではピクサーアニメ映画の「カーズ」がいい例になっている。特に「カーズ1」はおススメです。
日本でもROUTE 66の看板のマークなどが雑貨屋などで見かけたりするかと思います。
さて、うんちくはこのへんにして、私はカルフォルニアから大陸真ん中のちょい手前までの往復で中途半端な旅でしたが、それでも8日間で往復3000キロ以上の十分な旅でした。
非日常を味わう上では舞台のそれと似ていると思っています。
アメリカまで行くこと、実際にそこを疾走り、モニュメントを見て回ること。
そこには地味ぃに延々と続く長い道を走る事は意外と大変で、土地柄か昼間は暑かったり、天気が悪くなると雪まで降ってきて、そんな中を140マイルで疾走する事は毎日稽古場に足を運び、返し稽古で積み上げていった物を舞台で観せるそれに近いかと思います。
頑張った先に見える景色があると言いたいわけです。(^^)
先日、日本でそんなROUTE 66好きの集まるイベントが開催されるとあって行ってきました。
ROUTE 66の有名な
「Get Your Kicks On Route 66」という
歌があり、このイベント内で行われたプロのアーティストのライブの中でも歌われた。
Get Your Kicks OnRoute 66………
意味は諸説あるが、「ROUTE 66(街道)にペダル(アクセル踏んで)走り出せ!」
我々にも言える。「舞台に駆け上がれ!」
Get Your Kicks On Tests Stage
といったところでしょうか?
あまり洒落てないかな?(苦笑)
非日常、非凡人、非現実。
舞台の上では非現実も待っています。
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