劇団員を募る上での定義(エッセイ)

新年に入って、新たな劇団員募集を再開しております。

近年、劇団員募集に際して体験ワークショップを多様化して開催しておりますが、応募者の感覚もだいぶ変化があります。

これはかなり前の記事にも書いたことがありますが、今の時代、社会人劇団が昔より圧倒的に増え、劇団側が人を選ぶのではなく、やりたい人の方が星の数ほどある劇団側を選ぶ時代になっています。

どんな公演をしているか?

どんな稽古をしているか?

そもそも活動自体をしているのか?

そしてどれくらいの者がいるのか?

そして最近多いのはとりあえず体験だけしたい人。
出来そうだったらやるけど、難しそうだったらやめておく人。

アマチュア劇団とはいえ、活動にはお金がかかります。
学生演劇部の中には演劇ってお金掛からずに出来ると思ってい人も少なくなく、
「え?こんなにお金かかるの?」
と思う人もしばしば。

個人的は大人になってから趣味を持つ、習うにしてもレッスン料的なモノに月々お金がかかる事は理解出来るのですが、なぜか演劇活動にはその考えが薄いようですね。

あとは、身体的、精神的な部分でただの人から「演者」という違いに人っていかに不器用なのか?それをコントロールして何か演じるから「役者」でしょ?という事を簡単な稽古で知ってもらうのですが、コレが未経験者にとっては意外と難しく、想像していたほど、上手くいかないと途端にやる気がなくなってしまう。

などなど。

ネガティブな点が非常に多いのが劇団員募集にあたっての人集めの際に見受けられる所です。

ですが、これだけは言えるのは今一緒に活動している十数名(母体劇団も含め)の稽古常駐メンバーはコレらを突破し、舞台に一緒に立ちたい、続けて行きたいという想いで一緒に活動が出来ている頼もしい面々ですね。

やる気はあって当然!やるからには上手くいかなくても元気良く!いい大人が集まって何か一つの事に向かってやろうと言うのだから、協力する気持ちを強く持てる人。

パワハラ的なのは時代に合わず、出来ません。

が、やる気の度合いに刺激や、発破は掛けられる訳です。楽しいだけでは上手くいかない事もあります。しんどい事も面倒な事もひっくるめての演劇集団ですので。

さて、心身ともに、今年はどんな面白い人が集まってくるのか?皆で心待ちにしております。







毎年春先には新たなメンバーを募るべく募集をかけ、応募を待つ訳ですが、
何年応募してくる人の感覚が変わってきています。

普通に劇団員を募れば、
「劇団員になりたい、入りたい」
という人が見学や体験参加で来ると思うのですが
近年はその感覚も変わっていて、
お芝居の稽古を手軽に稽古している所を回ってみる。という感じになっていること。

これは前にも記事に書いた事がありますが、
今や、ローカルなま

劇団TESTS(テスト)東京東部演劇組織

「劇団TESTS(テスト)」です。 東京東部演劇組織 Tokyo East Side Theatrical Syndicate トウキョウ イーストサイド シアトリカル シンジケートの略称として「テスト」という名称で立ち上げました、社会人演劇集団です。 現在メンバー少数のため合同で活動しながらメンバー集めしています! 20221月に旗揚げ公演を無事やり遂げました! (≧∀≦)

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