負けても良いなんて試合は無い。
私は野球が好きで社会人劇団の活動とは別に草野球もやっております。
私には応援している草野球のチームがありまして、このチームは年配者限定の「還暦野球」というカテゴリーのもので、私は試合に参加することどころか入部することもできません。
が、チームに同行してコーチ的な立場で応援をし、つい昨日もその試合に応援をしに行って来ました。
結果は大敗…。
エラーだらけで失点を重ね、結果コールド負け…という結果だったわけですが…。
エラーしたくてエラーする人はいませんし、負けて悔しくないわけはありません。
しかし、これが現実だと言わんばかりに結果は突きつけられたわけです。
芝居にも言えます。
ミスしたくてするわけでもないし、勝ち負けこそ芝居にはなくても、敗北感は役者にも劇団にもつきつけられる場面というのはあります。
ヘラヘラ結果を気にしない輩もいますが、私はそんな輩は嫌いです。
出来る限りの事を一生懸命やった結果ダメならばそれはそれで良いというのが私の中ではあります。
ですが…
草野球においての1対18……なんての言うのは出来うる限りの力を出せたとは言えないわけで…
これは舞台に立つ役者にも言える事が私の経験上あります。
よく「負けるにしても前のめりで頑張ろう」と言います。
が、見るも無惨な試合を応援して…それでも声が枯れるくらい応援して、それでも結果が悪かったとしても私は頑張って欲しい。
私も同じく大敗してもなお前のめりで頑張っていたいからです。
草野球も舞台活動も大差無いです。
でも、こんな大敗を芝居でしていたら私のモチベーションは本当にもたないな…と思う一日でした。
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