インスタントな劇団では無いから……
数ある劇団の中で、数多(あまた)の演劇を初めてみたいという人たちの中で、人の行き来を見ながら、また見守りながら進む我らにとって、
通り過ぎていく人たちもまた数多…。
現れては、消える星のような、劇団にあって、我々など、簡単に演れて、簡単に辞められるモノになってしまう事もわかっていても、永劫の流れの中で少しでもそれらを保たせ、繁栄したいと言うのは今も昔も変わらないものなのです。
人がたくさん集まれば集まるほどに、一人一人欠けていく事が悲しかったり寂しかったり、そこに新たな人が加わり公演をしていく…。
昔、仲間に言われた、
「薄っぺらい仲間の再生産…」
まるでインスタント〇〇かのように、簡易的に
劇団活動を起こしているかのような錯覚を覚える事があります。
例えそこに人がたくさん集まったからと言って
私にとっては大した事ではない。
やはり、一年制、3年制、5年保てばマシな活動見たいな割り切り方で良い筈が無い。
少なくとも私を慕ってくれている者達に少しでも寄り添って続けて行ける事を。
それでも妥協はしても、デットラインを損なわず力になってくれる者を見極めて演り続けて行けることを願って、次のステップへと突き進んでいきたいと思います。
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