鬼のようだって。
私が主催をしている劇団の昔の劇団員にこう言われた。
「鬼のようだった。」
うーむ、あまり嬉しくない。自分へのフォローも含め、答えのたのは…
「鬼じゃないよ。師匠と弟子って感じでしょ?」
納得してはいないようだが、帰ってきたレスが
「じゃ、今は?」と聞かれ…
「中学校の先生と生徒って感じかな。」
というと、現状を最近稽古場を観に来ていた事もあり…
「なるほど…」
アマチュアとはいえ、劇団というところで
本格的に公演を演る集団となれば
楽しいだけでは済まないし、本当に好きでなければ
出来ない事もあります。
好きか分からないならば好きか嫌いかわかるまでは付き合って欲しい。
なぜならば、「趣味」とか「仕事じゃ無い」とか言われても、仮にそれが「お遊び」というくくりに分けられたとしてもコチラは「本気」なのだから。
このやりとりをした元劇団員の子も、全くのど素人で正直出会った頃はすぐに辞めると思っていたけど、素直に演劇が好きだったり、コチラの「本気」にちゃんと答える「心意気」を持っていたから長きに渡り一緒に舞台に立てたと改めて思う。
まあね、歳の差なんて気にせず、旬な時期にどれだけ本気で事に当たれるか?は演劇に関わらず重要な事なんじゃないかなと。
そんな、元劇団員がこの度復帰したいと進言してきて少々嬉しいと思う今日この頃。
やってきたことは無駄ではない。と、思うとともに期待に応える事が出来るかの不安も混在する現在の演劇事情…
ここから先はコロナのせいばかりにはしていられないなと…。
もちろん、鬼みたいにはなりませんよ。(笑)
情熱の問題は捨ててませんけどね。
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