【昔話】小劇場の華やかさは…

元々、若い頃から都内小劇場で活動をしていた
私にあって、質素なものから豪華なものまで
多種多様なお芝居をやってきました。

素舞台(すぶたい)と行って暗幕のみで
せいぜい椅子とテーブルだけでお話を表現する
公演から、部屋や店などをガッツリ再現した
舞台セット、あとは場面に合わせて各所で
転換(場面転換)しやすい舞台装置のある
セットでのお芝居など…。

舞台狭しと目の前に居るお客様を少しでも
楽しませる事を考え作ってきています。

日常を平凡に生きて居る社会人劇団の
メンバー達にあって、やはり舞台に立って
いる「非日常」はテンションも上がるし、
やり甲斐もあります。
学生演劇の様に一定数の身内のお客様だけ
ではなく、それぞれ「イチゲン」さんと
呼ばれる我々を一切知らないお客様も居る
訳ですから、当然緊張もします。

まあ、こればかりは舞台に立ってみないと
舞台に立った時の「刺激」や「緊張」は
なんとも言えませんね。

華やかに感じる一方、
日常とは別にめんどくさい事だって舞台
公演にはあります。稽古に時間を費やし、
物作り(衣装や小道具)も自分たちで
用意するなど、ただ舞台に立てるという
訳ではありません。

「演劇をやってみたい!」という「窓口」
は重要かと思います。が、
ただ舞台に立つだけなら昨日今日芝居を
始めた人でも何とでもなってしまうのです。
「非凡人」と称して「俳優(ヒトに有らず、
優れたヒト)」という意味で、未経験の
人でも少しでもそれを意識して演じて
もらってここまでやってきています。

小劇場の公演が自粛せざる得ない現在、
その華やかさを感じてもらえる日を
待ち望んでいます。大変ですが良いもの
ですよ。

劇団TESTS(テスト)東京東部演劇組織

「劇団TESTS(テスト)」です。 東京東部演劇組織 Tokyo East Side Theatrical Syndicate トウキョウ イーストサイド シアトリカル シンジケートの略称として「テスト」という名称で立ち上げました、社会人演劇集団です。 現在メンバー少数のため合同で活動しながらメンバー集めしています! 20221月に旗揚げ公演を無事やり遂げました! (≧∀≦)

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