皆一生懸命
合同で公演稽古をするがてら…
各シーンごと、また各役者ごと、チームに分かれて稽古しやすい演目という事もありましてそれぞれに時間をあげながら稽古をしんこうしています。
ただ、この日(先日の稽古)も役者が揃っておらず、サポートメンバー、また、手の空いている役者がそれぞれのシーンで「代役」をすることによって稽古の進行を支えていくのも社会人劇団の「あるある」ってやつですね。
メンバーが揃っていれば否応無しに先行してセリフの精度を上げろと演出から注文が飛びひたすら返してセリフの練習をするさんにん。
代役にセリフの確認のために台本を持ってもらい本役のメンバーのセリフのチェックをひたすらする者達もいます。
3人中2人が代役であってもしっかりサポートをしてくれる仲間がいてくれるのも有り難い限り。
実は、まだまだセリフが入っていない役者達が多い中、先に簡単な段取りを演出から出して、それを踏まえた稽古になっています。
演出の意向で、台本を外して舞台に立てないうちは演技の演出はあえて付けない、俗に言う「荒立ち」をしない事から、まずは各シーンセリフ!台詞!せりふ!!という感じで役者達はセリフの精度を上げさせられます。
週一、二回の稽古ではセリフのあいまいさは本番では命取りになるのと、経験の少ない役者同士のこれらの不安は絶対に先送りにしないのが失敗を生まないコツなのです。
今月中には「セリフマラソン」という通し稽古が行われる事で、仕事や家庭のある者は2足のわらじでがんばりながらセリフに取り組んでいる姿は一生懸命というのに大袈裟とは言えないかなと思います。
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