ジオラマと舞台セットの世界観。
こう見えて?私、舞台装置なんぞを作ったりするのですが、実際に舞台装置…ようは舞台セットを作ると言っても、小劇場の広さで舞台表現をしようとなると結構な物量と作業になるわけです。
もちろん、最初からあれこれ作れた訳じゃありません。
若い頃から絵を描いたり、プラモデルが好きだったり、そもそも物作りが好きだったのは大きいと思いますが、とにかく自劇団でお安く舞台を建てる(セットを組む)となると、自分で作るっきゃなかった訳ですね。(苦笑)
そんな中、数ヶ月前に久しぶりに作ったジオラマなんぞを紹介しておきましょうか。
「天空の城ラピュタ」に登場するフラップターというやつのプラモデルを使って、それを作る人たちをオリジナルでガレージを作って表現した物です。
想像力から生まれる表現は何も脚本や芝居だけではありません。
衣装や小道具、照明や音響、そして舞台装置やそれ以外の演出でだって表現の手助けができます。
普通に生活していると、中々縁遠い事かもしれませんが、自らあらゆる事を吸収しながら使えるものを手繰り寄せながら芝居作りができないと社会人劇団で活動しているとすぐに限界が来てしまいます。
プロの集団は否が応でもいろんな事を芝居に紐づけて叩き込まれる反面、そこまでして芝居をやりたいと思わないという者が集まる、アマチュアの世界だとありがちな「温度差」だったりします。
もちろん、若いうちは意外とあれこれ遠回りをして取り込むことも出来る人もいますが、皆等しく歳を取りますので、演劇だけの事だけを考えて生きていけるか行けないかくらいはわかるものです。
そう、日常からで良いから見つけたり、吸収しながら演劇に携わってほしいと願うのです。
我々の様な小さな社会人劇団は「お芝居だけ舞台で演っていればいいわけではないので」
です。
さて、次は舞台のセットを作るべく準備をしなければなりません。
興味のある方、一緒に舞台作りしませう…。
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