舞台美術のお話。
小劇場で活動する小規模劇団さんのほとんどが舞台装置やセットにお金を掛けないというのが常(つね)です。
我が劇団および母体劇団も同じく高額な舞台装置にお金は掛けないようにしております。
が、全くお金を掛けないのと、いかに安価で映(ば)える舞台セットを作るか?
これは小さな差ですが、大きな違いです。
私は舞台装置を自ら作ることで舞台セットを極限まで下げたセット代でものを作ります。
まあね、自分が立つ舞台ですから、ちょっとでもカッコイイ舞台セットを使って舞台に立ちたいじゃないですか?(笑)
その上で1番お金がかかるのが「人件費」「作業費」なわけですから。
近年材料費が高騰しておりますが、金をかけずとも全くの素(す)舞台よりは数万円の材料費を出演者で数千円で当分分けて自分達の立つ舞台を華やかにするか?だったらどちらがいいか?
お客様を相手に行う公演の舞台に立つという役者としての想像ができる人ならば私と私の周りにいる演劇仲間達は後者を選びますね。
去年やった舞台のセットの写真。
イントレ(足場)まで組んで装飾された立体的な舞台を使って舞台に立てるかどうか?
演者さんによると思います。
でもエンターテイメントの話ですから、無いよりあった方がいいはず!?
私の人件費は全てボランティですからね。
対価はかかりますが、アマチュア劇団なりに、それに見合うステージを御用意して演者が参加してくる事をお待ちしておりますよー。
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