旅仲間からの便り(メッセージ)
【エッセイ】
バイク乗りの兼ね合いで来月アタマにツーリングを企画している。
私は幹事として皆に声をかける訳だが、近年はコロナ禍もあって、イベントそのものが出来ていないのと、開催しても中々メンバーがつまらないのも事実。
ようやく収束が見えて来たというタイミングで通年行っているツーリング。
先日、一斉に仲間内に送ったお誘いのメッセージ。
その返信が遅れて返って来た。
「休みが合わない…」
とのこと。粘ってなんとかならないかと返すも、仕事柄むずかしいようだ。
「久しく顔を見ていないが元気にしているか?そもそもバイクに乗っているか?」
と、ありがちなやり取りで返信すると。
「北海道なう」
おいおい…。今居るのかよっ。いつものライハ(ライダーハウス)か?と聞くと…
「稚内です」
おいおい…(Part2)北海道の北端じゃないか!?
送ってきた写メは稚内駅が写っている。
「まさか!?」
「はい。電車とバスです。」
おいおい…(Part3)マジかっ!?
この時期北海道といえど北端の方はかなり寒いはずだが、週末まで旅をしてこっち(東京)に帰ってくるようだ。
元々、北海道でバイクの兼ね合いで宿で知り合ったのがキッカケの旅仲間?だが、彼にとってはバイクだけが旅ではない。
羨ましくもあるが、そんな情けない事を考える自分がガレージのカウンターでのんびりコーヒーを飲んでいる…。
よし。今年こそ北海道へ再北上するぞ!
「ガソリン代がもっと安くなったらな。」
…という心の声が聞こえる。
おいおい…。だ。何とも情けない事だ。
今年は電車で行くか?(笑)
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