脚本の題材とは…
小さな劇団の代表なんてやっていると脚本くらいかけて当たり前と思われる事があります。
まあ、多くの小劇団の座長が、元々脚本が書けて、それを板の上に乗せる(舞台化する)という目的で劇団という形を取って活動が始まるのが主流だと思ってます。
私の場合は、元々一役者として劇団に参加していただけで、脚本は後から書くようになった輩なのですが、いざ人が居て、脚本が書けないと公演はどうするか?
一つ、誰かに描いてもらう。
二つ、他所の劇団の脚本を借りてくる。
三つ、書けなければ書けるようになる。
結果、3つとも活用して今の活動に至ります。
さて、本題はここからで、いざ脚本を書くとなると、好き勝手に書けない事情という奴が出てきます。
小劇場で最低限の人数を使って公演をしなければならない事から10人前後はキャラクターをつくならければ成らない事。
その上で劇団のメンバーの男女比事情を考慮してキャラを作らねばならない事。
そして、人数が多くなってもある程度出番とセリフを分配して上演時間(最高でも2時間以内)を考えて書く事。
そして、劇団の毛並みにあった演目を選んで書く事。(出来ない事は書けないし、書けてもうまくいかない、またはボツになるだけだからね)
そして、舞台の題材となる、場面、場面をどうやって描いていくか?
これが、意外と難しいのです。
今、依頼があり、10分程の脚本を書いています。
写真の景色はそのお話に重要な「題材」となるものです。
え?こんな写真からどんな脚本が?t思うかも知れませんが、それでも重要な事なのです。
逆に言ってしまえば、10分くらいの本なら何とでも書けるでしょう?という人もいるかも知れませんが、ホイホイ脚本が書ける人では無いので、徹夜で色々考えてます。
ボツならそれも仕方なし。
それが、脚本を書くということなのでしょうかね。
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