ファイティングポーズを忘れてはならない。
有難いことに春先より、ネットでの劇団員募集への応募者が数多く着ているのですが、
人が集まる事に敏感なご時世だからなのか?そのせいで人恋しくなっているかなのか?
稽古場では皆仲良く穏やかな雰囲気で過ごしています。
まあ、公演が直近にある訳で無い事から切羽詰まった事は一切無いので、特に気にする事はないのですが、楽しく和やかにという雰囲気に慣れすぎるといざ多人数の中で上手くいかない事や、芝居自体で難しい場面に直面した時、公演が終わって燃え尽きちゃう可能性が出てきます。
前の記事でも書きましたが、「役者」とか「演劇人」としてある程度稽古場では常に試されていたり、プレッシャーを受けていたりするくらいがその「いざ」という時に対してタフになれるわけです。
いやぁ、休憩中の稽古場はなんと和やかな事でしょう。(笑) 弁当でもつついていたらまるでピクニックをしているかのようです。
仮にアマチュアの劇団であっても、役者同志、キャスティングだったり、お客様へのパフォーマンスだったり、集客だったり、その後の影響だったりと良くも悪くもファイティングポーズを取る瞬間があるのです。
その時に背中を預けられる(比喩的表現ね)仲間と一つの舞台を楽しんで戦い抜けるか?
「え?戦うとかそんなつもりで舞台に立つつもりは無いよ。」
…という方もいるかもしれませんが、毎回舞台の度に力は弱くても、何かを演(や)り抜くという意味では負けられない何かが有ると想っています。
経験が無ければ不安もあると思います。始めて稽古場に参加する時だって自分を奮い立たせて、一念発起で来ると思います。コンビニ行く感覚で劇団に飛び込んで来る人なんて居ないと思っていますし、
「え?そんな感覚じゃダメなの?コンビニに同様劇団なんていくらでもあるんだから」
ダメですよ。
…わかりますよね?(^^)
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