夜中に来た来客者
たまたま地元に帰ってきているというある古い友達(昔舞台に立っていた女優)が、ウチに来て呑もうという事になり、お芝居を見に来てくれた時を除けば、それこそ呑んだ話をするのは一昔前くらいになった。
演劇を辞め、その後結婚したことから劇団では知るものはほとんどいない。
逆に居なくなった後の劇団がどうなったかを興味深く聞きたくて来たようだ。
小さな社会人劇団で私自身活動してきましたが、それなりにいろいろな事を経験してきました。
挫折や裏切り、高揚や感動、不安や虚しさ、意欲や希望……
経緯はここでは書かないけれど、互いに歳を取った中でも、それぞれの生活、環境がある中、演劇の話が出来るのも悪くない。
友達であって友達でない昨今の人の出入りが劇団という所にはたくさんあります。段々と麻痺してくる出会いや別れも時が経って真価が問われると言っていいでしょう。
そんな価値観(昔話)に少しだけ触れられるひとときでした。
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